参議院候補者3分の2の信任得られず,該当者なし 

日歯連盟定例記者会見

7名が立候補,選考委員会の結果を発表


日本歯科医師連盟は8月22日,定例の記者会見を開き21日の参議院比例代表選挙候補者選考委員会の選考結果を発表した.7名が立候補していたが,以下の結果であり,出席者委員28名の3分の2以上の得票候補不在のため該当者なしと決定した.永山一行会長は委員会で,「是非,この場で決めてほしい」と頭を下げたが,3分の2以上の規定があるため,決定するに至らなかった.

<第1回投票結果>
松井 正剛氏 7票
白須賀貴樹氏 7票
島村  大氏 6票
露木 隆之氏 4票
喜屋武 満氏 3票
小林 幹夫氏 1票
富澤 卓郎氏 0票

<第2回投票結果> 
松井 正剛氏 9票
島村 大氏氏 8票
白須賀貴樹氏 7票
露木 隆之氏 4票

<第3回投票結果>
松井 正剛氏 14票
島村 大氏氏 14票

<第4回投票結果>第3回投票結果が同数で再投票
島村 大氏氏 15票
松井 正剛氏 13票

<第5回投票結果>(信任投票)
島村 大氏氏(信 任) 16票 (不信任) 12票

<取材後記>
会見は約1時間遅れて開かれた.理事会で選考委員会の選考結果について喧々諤々協議されたと思われるが,信任投票の結果を見ると,相変わらず関西対関東の構図になっている.執行部にも面子があったろうが,無理に押し切ると関西は,島村大氏が選ばれたら反発して,“選挙協力は止めた”となりかねない状況があったようである.「無理に候補者を選んで,禍根を残したくなかった」と執行部の1人は述べていた.
なお,会見で「委員会 は終わっていないで,存続している.前回の石井みどり候補も3月の評議委員会で決まったので,臨時評議委員会を開いてでも3月までに候補者を決めたい」とした.







[ 2008/08/25 11:10 ] 歯科医師関係 | TB(0) | CM(0)

スチューデント・クリニシャンで女子学生3人上位独占 




優勝は會田悦子さん(日本大学松戸歯学部5年生)


平成20年度日本歯科医師会,デンツプライ主催のスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム日本代表選抜大会が8月20日,新歯科医師会館で開かれ,18校が参加し日本代表をめざすスチューデント・クリニシャンが研究成果を発表した.
審査委員長の祇園白信仁氏(日本歯科医師会国際渉外委員会員)から,審査結果が発表され,第3位に「高齢者における誤嚥性肺炎予防のための口腔衛生評価法の開発」山崎加恵さん(東京歯科大学5年生),第2位に「天然精油によるデンタルユニット洗浄システムの開発」眞島いづみさん(北海道医療大学歯学部5年生),第1位に「携帯電話とパソコンを利用したブラッシング効果の検討」會田悦子(日本大学松戸歯学部5年生)が選ばれた.

はじめに1995年に発足したSCADA Associates in Japanによるスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)の紹介があった.審査結果発表で挨拶したデンツプライ副社長(臨床担当最高責任者)のLinda C.Nissen氏は,「私もスチューデント・クリニシャンであったので(ハーバード大学歯学部学生を代表し参加),私なりに強い思いがある.将来自分がデンツプライの一員になるとは夢にも思っていなかった.スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラムは,歯学研究の未来にとって重要な役割を担っている.歯科学生が研究に対する興味を深めその才能を開花させる,大変ユニークな機会をもたらす.高いモチベーションをもっているみなさんの素晴らしい研究成果が,将来の成功に結びつくことを期待したい」と述べた.
ついで日本歯科医師会の箱崎守男副会長が大久保満男会長の挨拶を以下のとおり代読した.


<日歯大久保会長の挨拶>
みなさんは,教育を受ける受身の立場での学生生活を送ってきたと思うが,スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラムの参加を契機に,自分自身が意欲的に研究に取り組み,精神的にも多くのことを学び達成感と自信を深めたと思う.
将来,みなさんが歯科界の担い手として,大きく活躍することが期待される.また,自ら学んだという経験が困難に直面しても支えてくれると思う.代表者の国際交流の場が設けられていることは素晴らしいことである.日本歯科医師会としても歴史あるスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラムを支援していきたい.我が国の歯学教育ならびに歯科界の発展に大きく寄与することを祈念したい.
<井上孝審査委員の挨拶>
立派な研究を英語で発表したことにまず敬意を表したい.今回の6名の審査員を代表して挨拶するが,すべて素晴らしい発表で甲乙を付けがたかった.学生のアイディアであることが基本であるが,今年は傾向らしきものがなかった.
原稿とパネルを読む人が多かった.発表としての完成度を高めてほしい.自分のアピールしたことがほかのものと比べどうであったのか,それが少し足りなかったと思う.また,なぜその研究をしたのか,アピール性が弱かった.もう少し自信を持って質問に答えてほしい.
指導者についてはテーマを練って,目的を明らかにしてスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラムの主旨を理解してもらいたい.24校がエントリーして6校が棄権したが,できれば29校に参加してもらいたい.大学でシステム化して,学生に研究させてほしい.
指導者が優勝した学生が当初5つのアイディアを出してきたと述べていたが,学生の斬新な発想と創造性が期待される.なお,来年はテーブルクリニックではなく,ポスタープレゼンテーションになる.

<スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラムの紹介>
米国で1959年にスタートし,アメリカ歯科医師会(ADA)の事業として継続されている.世界35カ国が参加し,今年は10月16日から米国サンアントニオで開催されるADAの年次大会に日本代表が派遣され発表を行い,各国の代表たちと国際交流を図る.
チューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラムの国際的な同窓会組織SCADA(スカダ)のメンバーは世界の歯科界のリーダーとして研究,教育,臨床の分野でそれぞれ活躍している.




[ 2008/08/22 12:49 ] 歯科医師関係 | TB(0) | CM(1)

気になる習慣病,歯周病が37.3% 


臨床矯正歯科医会,「歯並びと矯正歯科治療」意識調査


日本臨床矯正歯科医会(平木建史会長)が,8月8日の「歯並びの日」に向け,全国の10〜50代の男女各500人,計1,000名を対象に,「歯並びと矯正歯科治療」に関するインターネットによる意識調査を7月に実施した.
調査の結果,気になる生活習慣病で「歯周病」と回答した人が,「肥満」に次いで多かった.糖尿病,高脂血症,高血圧症よりも口腔への関心の方が高かった.また,気になることは,2人に1人が「口臭」や「むし歯」と答え,3人に1人が「歯並び」や「咬み合わせ」を気にしていた.以下が結果の概要である.
「歯並びと矯正歯科治療」に関する意識調査の概要
1)気になる習慣病
 肥満39.4%,歯周病37.3%,特に気にならない32.8%,糖尿病24.9%,高脂血症19.1%,高血圧症18.9%,その他0.5%.
2)口で気になることは
 口臭53.8%,虫歯52.3%,歯石44.7%,歯の色43.2%,歯並び36.5%,咬み合わせ32.0%,歯茎の病気16.0%,口が渇く12.2%,歯茎に色11.8%,口が開きにくい,口を開くと音がする11.2%,歯ぎしり8.2%,その他2.3%.
3)80歳になったとき, 20本以上自分の歯が残っているか
残っていないと思うが67.6%で,理由として54.3%が「虫歯になりやすいから」と回答し,32.7%が「歯並びが悪いから」,16.4%が「すでに歯周病に罹っているから」,15.1%が「歯磨きをあまりしなから」,14.8%が「喫煙するから」と答えた.
4)咬み合わせや歯並びと関係があると思う身体能力は
1位「瞬発力」60.8%,2位「バランス力」43.3%,3位「表現力(スマイル)」40.6%.
5)矯正歯科治療経験者が治療した医院は
「一般歯科」47.2%,「矯正歯科専門の医院」42.6%.

 

[ 2008/08/15 10:45 ] 歯科医師関係 | TB(0) | CM(0)

都歯が第2種B会員の支部を結成 



東京都歯科医師会が記者会見

東京都歯科医師会が8月7日,記者会見を開き会務報告や行事の日程などを紹介した.
はじめに田中秀夫会長が挨拶し,「後期高齢者医療制度は在宅医療費にシフトしてきたように思われる.国の方針なのでそれに合わせていくが,国民側に厳しい選択を迫っているようである.本会は在宅医療に真剣に取り組む考えであり,医科と合同で実施した先日の摂食・嚥下の講習会には延べ約1,000名が受講した.介護士,栄養士など他職種の人たちも参加した.この分野を拡大していきたい.また,歯科大学などに勤務する2種B会員の設立総会が開かれ,日本大学の尾崎哲則先生がB会員支部の支部長と代議員になった.将来,B会員が正会員になるための組織になることが期待される.さらにC会員(仮称)として研修医や歯科大学の学生にも入会を働きかけていきたい」と述べた.
以下各担当役員が会務報告と行事の日程を紹介した.


<東京都8020運動推進事業>
11月29日,日本歯科医師会とは別に,8020運動20周年記念事業シンポジウム(仮称)を開催する.基本スタンスは住民参加型で,57地区歯科医師会から,8020達成者を募り,家族にも参加してもらう.
また,落語家で8020達成者の桂小金治師匠の基調講演と8020達成者代表(男女)と尾崎哲則氏(日本大学医療人間科学教授),桂小金治師匠による座談会(座長:石井拓男氏・東京歯科大学千葉病院長)を開く.記念品や記念誌等の資料を作成し配布する.
<第169回代議員会>
東京都歯科医師会代議員会を9月4日開く.協議題は会員の倫理規定の改定,選挙規則の改正などである.
<平成20年度東京都・中央区・江東区合同総合防災訓練実施概要>
8月31日に防災訓練実施を実施する.災害時の当該地域における隣接区の相互連携とこれを支援する東京都の支援体制および各防災機関の連携を構築する.
首都直下地震の被害を想定し,訓練を実施する.東京都歯科技工士会,東京都歯科衛生士会も参加する.
<平成20年度産業保健研修会>
産業保健ではメンタルな部分が重要視されており,「ストレスと歯科」高野直久氏(東京都歯科医師会理事)「うつ病とどう向き合うか」中村敬氏(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長・教授)「身体表現性障害(原因となる一般身体疾患がみからない痛みや違和感)山田和男氏(東京女子医科大学東医療センター心の医療科部長)の講演が行われる.
<都民向け講演会>
未定であるが都民向け講演会を12月6日に開く.内容は後日報告したい.
<2種B会員の設立総会>8月5日に2種B会員の設立総会が開かれた.尾崎哲則先生がB会員支部の支部長に就任した.尾崎先生は代議員にもなった.現在の会員27名である.
<診療報酬改定の影響>
国保は1医療機関当たりの平均点数は,4月は2.2%プラスであったが5月は1.8%に落ちた.社保は4月1.7%のプラスが0.3%に落ちた.


[ 2008/08/08 12:32 ] 歯科医師関係 | TB(0) | CM(0)

海外技工物を利用するつもりはない80% 


東京歯科保険医協会が海外技工物で緊急調査


東京歯科保険医協会がまとめた「海外技工物についての緊急調査」の中間集計結果(概要)によると,総回答数は121件で,同協会全会員の2.7%であった.主な内容は以下である.
<医院の状態>
院内に歯科技工士がいない81%.
院外技工は全部61%,一部29%,なし2%,記入なし8%.
<海外技工物の案内やチラシを見たことがある>
ある55%,なし44%,記入なし1%.
<どのような技工物だったか>
ポーセレン,バルプラスト,ノンクラスプデンチャー,オールセラミック,シンデレラスマイル,ブリッジ,メタルボンド,インプラント.
<委託先の国は>
中国83%,東南アジ9%,欧米4%,その他1%.
<海外技工物が下請けされているケースを知っているか>
知っている56%,知らない44%.
<これまで海外に技工物を依頼したことがあるか>
ある14件,なし107件.
<依頼した海外技工物の種類は>
保険0件,自費3件
自費(義歯8件,冠1件,インプラント1件,バルプラスト2件,ジルコニアのミリング1件.
<海外技工物を依頼した理由は>
値段が安い1件,他にはない製品だった10件.
<次の情報は明示されていたか>
国名6件,製作日時4件,技工所名4件,製作者名2件,材料5件,回答なし1件.
<技工物はどうだったか>
システムについて:問題あり1件,問題なし12件.
製品について:問題あり3件,問題なし10件.
価格について:満足9件,不満3件.
<海外技工物が「雑貨」扱いであることについて>
知っている23%,知らなかった77%.
<雑貨扱いで安全性が問えないことについて>
納得がいかない63%,この扱いでよい8%,その他6%,回答なし30%.
<厚生労働省が海外技工物について「歯科医師の責任で扱う」としていることについて>
知っている31%,知らなかった69%.
<厚生労働省の対応について>
不適切69%,適切9%,その他1%,回答なし21%.
<今後の海外技工物の利用について>
利用するつもりはない80%,利用する3%,条件が整えば15%,不明2%.

[ 2008/08/06 10:36 ] 歯科医師関係 | TB(0) | CM(0)